映画「ウィッシュ(吹替)/ワンス・アポン・ア・スタジオ(吹替)」

ディズニー100周年記念の「ウィッシュ」と同時上映の「ワンス・アポン・ア・スタジオ」を観に行ってきたので感想を書いていきます。ネタバレはなし。

※あくまで個人の感想です。

ワンス・アポン・ア・スタジオ

世界中に夢と希望を与えてきたディズニーの礎ともいうべき、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。スタッフたちが帰宅し、誰もいなくなったアニメーション・スタジオ内で85以上の歴代の長編および短編映画から543ものキャラクターが勢揃いします。

感想

映画は最初に短編の「ワンス・アポン・ア・スタジオ」から上映されました。

ディズニー+ではすでに配信されていますが、りょ~たPは加入していないので初めて観ました。感想としてはマジで最高すぎる!!歴代のキャラクターが勢揃いして絶対に絡みのないキャラクター同士の絡みが見られ、凄い楽しかったし、ワクワクしました。もうこれで1本長編作ってほしいとさえ思いました。本当に幸せな時間でした。

ウィッシュ

願いが叶う魔法の王国に暮らす少女アーシャはすべての“願い”が魔法を操る王様に支配されているという真実を知ってしまう。みんなの願いを取り戻すために空から舞い降りたスターと、相棒である子ヤギのバレンティノと共に、アーシャは立ち上がります。

感想

「ワンス・アポン・ア・スタジオ」を観て、最高の状態で本編に入りましたが・・・はっきり言って今まで映画館で観てきたディズニー以外の映画を含めて1番最悪な映画だった。

これが100年の積み重ねからできた映画だと思うと悲しくて仕方なかった。何でこうなったの?開始10分で帰りたくなりました。こんなこと初めて。

良いところが何もない・・・

つまらない映画でもどこか良いところはあったりしますが、この映画はいくら考えても良い部分がない。ひたすら約100分間のつまらない映像をみせられるという、苦痛でしか無かった。

世界観が絶望的に面白くない

最初から世界観がまったく分からず、置いてけぼりを食らった。最後まで頑張って観たけどやっぱり分からなかった。

過去作のオマージュにこだわり過ぎ

この作品は過去作をかなり意識して制作したと思いますが、とにかくそれを意識しすぎて肝心のストーリーが面白くない。無駄なシーンが多い。ミュージカル映画を意識しすぎて歌の入り方が不自然に感じました。肝心の音楽もパッとせず、ほとんど印象に残らない。無意味なオマージュはうれしくない。

どっかで見たことのあるキャラクターばかり

個人的に特に許せなかったのがキャラクターデザイン。これは本当に酷かった。意識してやったのか分からないが、過去作に出てきたキャラクターによく似てるデザインのキャラばかりが出てきてかなり不快でした。あのキャラクターを汚すな!と怒りも覚えました。もう最悪です。

マグニフィコ王はヴィランだったのか?

今作のヴィランであるマグニフィコ王は本当にヴィランだったのか?と疑問に感じました。みんなの願いを叶えないというけど、全員の願いを叶えていたら収拾がつかなくなると思うし、そんなに言うほど酷いことか?そして国にとって利益のある願いを叶えるのも王として普通じゃない?とも思いました。叶えない願いもちゃんと保管してあったし、ある意味被害者な感じもしました。まぁ、本性がばれた時点で放置せずさっさとアーシャを捕らえるなり、追放するなりしておけよと思わずにはいられなかったですけど。

魅力的なキャラクターがいない

どの作品にも魅力的なキャラクターはいると思いますが、この作品はマジでいない。スターも結局コイツ何だったんだ?って感じだし、バレンティノもうるさいだけ、アーシャも主人公らしい成長も見られないし、アーシャの仲間もね・・・。あとアーシャの祖父のサビーノが100才はさすがに無理がある。最初はアーシャのお父さんだと思ったよ。「リメンバー・ミー」のママ・ココより年上であれだけ動けるのはフィクションでも納得できない。というか、これだけ元気で長生きできてさらに願いまで叶えたいとか強欲すぎるだろ。

予告編が全て

予告編の動画がありますが、あれが全てです。あれを100分ぐらいに引き延ばしただけ。あれ以上の内容が無いです。


かなり辛辣な感想になってしまいましたが、ディズニー好きとしては本当に悲しい結果になってしまいました。正直、爆死して当然な結果だと思います。結局100周年で黒字になったのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」だけ。りょ~たPもガーディアンズだけは劇場で観ました。それ以外はすべて赤字ともうディズニーは映画業界でオワコンと言われても仕方ないと思います。

何とか立て直して欲しいけど、どうなんでしょう?この調子だとアナ雪3もかなり心配だなぁ~。

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