D23「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~」

ウォルト・ディズニー・アーカイブス展

ウォルト・ディズニーとウォルト・ディズニー・カンパニーに関する資料を収集・保管するために設立されたのが「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」。今回の展示はミッキーマウスにまつわる特別なアートやグッズ、ウォルト・ディズニーの仕事部屋、映画作品の衣装の数々を紹介。

会場

●東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ宴会場「パラディーゾ」

待ち時間

初日と2日目は120分以上超えていた待ち時間ですが、3日目になるとだいぶ空いてきました。

実際の待ち時間

・2018年2月12日(月・祝)17:15頃:10分待ち

展示内容

じっくり全部を見て回ろうと思うと、2時間では足りませんでした。

ミッキーマウス90周年記念展示

2018年11月18日にミッキーマウスはデビュー90周年を迎えます。その記念として、ミッキーの歴代のアートや初期の頃に発売されたグッズなど、かなりレアなものが展示されていました。

世界初展示となるスクラップブック「ミッキーマウス」も展示。テレビ番組「ディズニーランド」でウォルトがミッキーを紹介するときに使用されたもの。めちゃくちゃお宝です!

アニメーターのデスクを再現

1940年に公開された映画『ファンタジア』を制作していた時のアニメーターのデスクが再現されていました。

リサーチルームを再現

映画などを制作する際、クリエイターたちがアイデアのヒントを得るために訪れるリサーチルームが再現されていました。ウォルト・ディズニー・カンパニーの様々な資料などが展示されているほか、実際に資料に触れたり読んだりできるコーナーも登場。映画『シンデレラ」や『不思議の国のアリス』などの制作資料などを見ることができました。

映画で使われた衣装や小道具を展示

このコーナーは撮影OKでした。主に実写映画で使われた衣装や小道具が展示されていました。

アリス・イン・ワンダーランド(2010年公開)

ジョニー・デップが演じたマッドハッターの衣装

アリスのドレス

赤の女王のドレス

美女と野獣(2017年公開)

エマ・ワトソンが演じたベルのドレス

野獣のスーツ

パイレーツ・オブ・カリビアン(2003年公開)

ジョニー・デップが演じたキャプテン・ジャックスパロウの衣装

ジャックのコンパス

カルタヘナの聖杯

キャプテン・サラザールの衣装

フライング・ダッチマン号の模型

デッドマンズ・チェストとデイヴィ・ジョーンズの心臓

ジャングル・ブック(2016年公開)

赤ちゃんのモーグリの衣装

バギーラ パペット

バルー パペット

カー パペット

ホーンテッドマンション

シンデレラ(2015年公開)

トレメイン夫人の衣装

102(2000年公開)

映画『101匹わんちゃん』の実写映画『101』の続編作品。

クルエラのドレス

ウォルト・ディズニーのデスクを再現

映画『ウォルト・ディズニーの約束』で実際に使用されたウォルトのデスクを再現。映画『メリー・ポピンズ』の資料や、映画の小道具として作られたディズニーランドの入場券と実際の入場券の比較なども展示されていました。

ウォルトのデスク

ディズニーレジェンド受賞者たちの紹介

ここから再び撮影禁止です。

ウォルト・ディズニー・カンパニーに多大な貢献をした方に贈られる賞。主な受賞者はウォルト・ディズニーの盟友であり、ミッキーマウスの生みの親としても知られるアブ・アイワークスや近年だと様々な名曲を生み出したアラン・メンケンも受賞者の一人です。レジェンドたちの手形も展示されていました。

●日本人は5人受賞

この偉大な賞を日本人は5人も受賞しています。日本人、凄いですね!

・高橋 政知(1998年受賞)

日本に東京ディズニーランドを誘致するを実現させた人です。この人がいなければ日本にディズニーランドは無かったと言えるほど凄い人です。感謝してもしきれないですね。

・横山 松夫(1998年受賞)

ディズニーグッズのライセンス管理やビジネス展開に尽力した人です。日本でたくさんのディズニーグッズを手にできるのは、彼がいたからと言っても間違いはないと思います。

・雨宮 英雄(2005年受賞)

ホテルマネージメントで高い能力を発揮した方で、ウォルト・ディズニー・ワールドの運営、東京ディズニーランドの建設プロジェクトも担当。カリフォルニアのディズニーランドにある3つの直営ホテルを取り仕切っていました。こんな凄い方がいたとは知りませんでした。

・Hideo “Indian” Aramaki(2005年受賞)

ディズニーランドのレストラン部門で責任者を務めていて、数多くの著名人に料理をふるまい、その中には昭和天皇・皇后両陛下も含まれています。東京ディズニーランドやエプコットのレストランで、後進の育成にも尽力しました。インディアンというのはニックネームで、ウォルトもそのニックネームを気に入っていたそうです。ディズニーランドのネームタグも”Indian”と着けていました。

・加賀見 俊夫(2008年受賞)

高橋政知とともに、オリエンタルランドの創成期から東京ディズニーランド、そして東京ディズニーリゾートの誕生に尽力した人物。現在もオリエンタルランドの代表取締役会長兼CEOを務めています。この人の著書は読んで知っていました。

日本とディズニーの関係

日本とディズニーの歴史年表や日本で販売されたキャラクターグッズ、映画公開の資料、日本の有名人による自分の好きなディズニーグッズの展示などが行われていました。

昭和天皇や現天皇がアナハイムのディズニーランドに行ったときの写真なども展示されていました。現天皇はウォルトに会ったことがあるんだなぁと思いました。

全国巡回決定!

今回の展示は大阪を皮切りに全国で巡回がスタートします。

大阪

期間:2018年4月11日(水)~5月14日(月)

入場時間:10:00~19:30(20:00閉場) ※最終日は16:30まで(17:00閉場)

会場:大丸梅田店15階 大丸ミュージアム<梅田>

料金:( )は前売り料金

●一般1,500円(1,300円)

●高大生1,200円(1,000円)

●中学生から3歳まで800円(700円)

●2歳以下無料 


見どころ満載で面白かったです。。ランドホテルの展示も行く必要があったので、後半はゆっくり見ることができませんでした。まさかここまで見るものがあるとは思わなかったので。もし名古屋に来るならもう1度行きたいと思います。

「すべては1匹のねずみから始まった」

この言葉を改めて実感した展示でした。ぜひ展示に行ってみて下さい。

関連リンク

イベント「D23 Expo Japan 2018」
2018年2月12日訪問/ウォルト・ディズニーがハリウッドに映画会社を設立した1923年にちなんだ、ディズニー公式のファンクラブが「D23」。Expoはそのディズニーファン公式イベントのことです。日本では今回で3回目の開催となります。
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