The Science Behind Pixar
ピクサー・アニメーション制作のカギとなる8つの工程を通じてPIXARアニメーションを支える科学について学べる展示会。
開催概要(東京会場)
会期:2019年4月13日(土)~9月16日(月・祝)
開館時間:10:00~22:00(最終入場 21:30)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
チケット
当日券
一般 | 1,800円 |
学生(高校生・大学生) | 1,200円 |
子供(4歳~中学生) | 600円 |
シニア(65歳以上) | 1,500円 |
前売券
一般 | 1,500円 |
※前売券は一般のみ
待ち時間
僕が行った日は平日の朝だったので、待ち時間はなく、スムーズに入れましたが、土日は混雑するかもしれないです。
展示内容
ピクサー映画の制作工程は8つあり、各工程の説明が展示内容となります。展示ごとに受話器が用意されていて、それで展示の説明を聞くことができます。
モデリング
コンセプト・アートに基づき、デジタルモデラーがキャラクターのバーチャル3Dモデルをつくります。キャラクターの形をパソコン上でつくっていく作業です。
リギング
キャラクターの3Dモデルに仮想の骨や関節、筋肉をつくり、キャラクターの動きをつくります。
サーフェイス
キャラクターの表面の質感を再現する工程。
セット&カメラ
バーチャル世界に入れるセットとカメラの配置を決める工程。
アニメーション
キャラクターに演技をつけ、ストーリーに命を吹き込む工程。
シミュレーション
プログラムでキャラクターの髪の毛や衣装を本物のように動かす工程。
ライティング
照明効果でシーンに強弱をつけ、ストーリーの情感を引き立てる工程。
レンダリング
バーチャルな3Dシーンを2Dイメージ画像に変換する工程。これまでの工程で制作してきたものを映画館などで楽しめるようにする作業です。
体験ブースがたくさんある
各工程の展示では手で触ったり、操作パネルを動かしたりする体験ブースがたくさんあります。人気のブースは列ができていますが、各体験ブースは同じ物が2~3つあるので多少は体験しやすくなっていました。
所要時間
人それぞれなので参考程度ですが、じっくり見たいのであれば4時間は欲しいです。僕は新幹線の時間があったので、3時間ちょっとしかいられませんでしたが、それでも足りませんでした。人気の体験ブースは並んでいたのでスルーしての時間です。その点を考えると4時間は最低限欲しいなぁって印象でした。
ショップ
今回の展示でしか手に入らないアイテムが並んでいました。
極力ネタバレを控えるため、展示内容は簡単にしか書いていませんが、非常に面白い展示でした。アニメーションや映画を制作するのがどれだけ大変なのかわかります。ピクサーでは科学と数学を重視していることに驚きました。特に数学なんか、学校の先生や科学者ぐらいしか使わない科目だと思っていましたが、ピクサーではこんなに数学を使っているとは思いませんでした。映画やアニメーション、一見数学とは無縁だと思いますが、そうではないことを展示では感じることができます。
これから行こうと思っている方、かなり時間に余裕を持って行きましょう。じっくり見ていると3時間なんか、あっという間に過ぎてしまいます。個人的に4時間は欲しいかなぁって感じです。最後までちゃんとは見れなかったので、機会があればまた行きたいと思いました。
行こうか迷っている方、料金もそこまで高くないし、面白いのでぜひ行ってみて下さい。